keyva

2021/11/30 17:38


  1. 近い将来にタンパク質が不足すると聞いてもピンときませんよね!国連が発表している調査では、2050年に世界人口が90億人を超え、世界的に食料不足が問題になると言われてます。日本ではどのような影響があるのでしょうか?


食料問題について

毎年8000万の人口増で2050年までに50%以上もの食料生産を増やす必要があるとされる一方で、土地や水資源には限りがあり、世界各地で発生している異常気象で農作物の安定した生産ができなくなる可能性があります。また、たくさんの水や餌を必要とする畜産業は、需要が拡大するにつれて環境への影響が指摘され、十分な供給ができないと懸念されています。


解決策はある?

最近、良く耳にする 'タンパク質危機(protein crisis)'はご存じでしょうか?
富裕層や中間層の人口が増え、良質なタンパク源である肉類や魚類の需要が伸びる一方で生産が追いつかなくなる、この状況をタンパク質危機として広まっています。そこで、新たなタンパク源として注目されているのが昆虫です。昆虫食に抵抗ある方がほとんどですが、日本でもイナゴ、蚕、蜂、コオロギといった昆虫食の文化が残っていて好んで食している方々もいます。  


みなさんの食卓はどうなる?

お肉やお魚の代わりにそのままの昆虫を食べないといけないの?
これは、多くの人には大変なことですよね?
では、どのように昆虫食が私たちの食生活に関わってくるのか!

1 粉末にしたものを利用した商品開発
見た目には昆虫とわからない商品開発がより活発になります。既に多くの企業が昆虫事業に積極的に取り組んでおり、おしゃれで美味しい人気商品も販売されています。
              

2 飼料として活躍
人が直接的に食べるのではなく、養殖の餌として間接的にかかわることも考えれます。安定供給可能で無駄なく効率的に供給できる昆虫は、飼料としても期待できます。


結論、どうなの?

コオロギ食は、多くの食材の選択肢の1つであり、食料問題の数ある解決策の1つです。昆虫食に偏る必要もなく、色々な食材と組み合わせて自分なりの食生活を考えてみてはいかがでしょうか?


最後に

コオロギ食の第一歩としてKEYVAの商品を是非お試しください!
初心者の方でも食べやすいスイーツ&パンに仕上げています。

私たちの商品を通して環境に優しいアクションを!



【参考文献】
国際農研「国際連合「世界人口予測・2017年改訂版 [United Nations (2017). World Population Prospects: The 2017 Revision.]」概要」

2013年、FAOは世界の食料危機の解決に、栄養価が高い昆虫類の活用を推奨する報告書「Edible insects:Future prospects for food and feed security」